その字のごとく“和”の紙である和紙は、古来から作られている日本の伝統的な手すきの紙です。
長い歴史の間、様々なな用途に使われてきましたが、現在では特別感を出したり、おしゃれな和雑貨として、また実用的に使う雑貨としても注目されています。どんなものがあるのか、日本ならではの和紙の使い方を見てみましょう。

実用的に使う

昔から使われていた本来の使い方として和紙を使用すると、特別感が出ます。便箋、葉書、一筆箋などに和紙を使うといつもと違っていい感じが出てています。
落ち着いた和柄だけでなく、普通のかわいいイラストでも材質が和紙だと落ち着いた感じになりますね。またお礼状や目上の人へのご挨拶などには、きちんとした印象を与えられるので最適です。

茶道ではお菓子の下に敷いたりする懐紙を持参していますが、お茶をやっていなくても懐紙は何かと便利です。敷くだけでなく、ちょっとしたものを包んだり、メモ代わりに使ったりできます。昔のようにハンカチ的な用途として持っていると素敵です。

飾って楽しむ

飾り物としての和紙は、おみやげものによくあります。張り子細工の置物や、折り紙のように立体的な飾り物に仕立てることもできますし、軽さを活かして、モビールにして吊り下げることもできます。和紙で作った繊細で美しい細工物は、外国からの観光客にも人気です。
お正月を始めとして、ひな祭りや七夕など和の要素が強い行事に合わせて、飾ったり使われたりすることが多いようです。
雰囲気造りにはもってこいの和紙ですが、細工物でなくても、大きな和紙を広げて敷物として使うだけで、じゅうぶん特別で豪華な雰囲気を出すことができます。

加工されて使える和紙

軽くて丈夫な和紙ですが、やはり紙ですから水が弱点ですね。しかし現代ならではの和紙の使い方として、表面を加工して水に強くして新しい用途を与えられたものもあります。
お皿や器などは、ちょっとしたお菓子の入れ物として。しっかりと頑丈に作られた箱などは、見た目もおしゃれですし、プレゼントの入れ物にすれば二重の贈り物になって喜ばれそうです。

表面に光沢を持たせて和紙のピアスやブローチなんかもあります。折り鶴や扇子の形のアクセサリーなんかだと、浴衣姿にも合いそうですね。パスケースや名刺入れなど、和紙で作られた実用的なものも豊富です。
大物としては和紙で作られたバッグなんかもあります。一見紙とは思えないトートバッグなどは、男性でもさりげなく持てておしゃれ。
紙素材のメリットはとにかく軽いことです。それを活かすことのできる実用的な雑貨に和紙を使う可能性はまだまだ広がっていきそうです。